武庫川女子大学は8日、病気の子どもと家族のための滞在施設を運営するDMHC財団などと包括連携協定を結びました。
西宮市の武庫川女子大学で行われた協定締結式には、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンと、県内に14店舗のマクドナルドをフランチャイズ運営する「ステイブル」が出席しました。
この財団は病気の子どもたちとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を全国12カ所に展開していて、2016年にポートアイランドに開設した神戸ハウスは、これまでおよそ3500の家族が利用しています。
大学は2022年からマクドナルドとの産学連携プロジェクトに取り組んでいて、8日は学生らがプロジェクトでのボランティア研修や店舗でのチャリティ活動の成果を発表しました。
財団と大学との協定締結は関西では初めてて、大学は人材の育成やボランティア活動の推進につなげたいとしています。
また、学生たちは10月20日の「青いマックの日」にマクドナルドでのチャリティーイベントに参加するということです。