丹波地域の秋の味覚を代表する黒枝豆の販売が10月7日に解禁となり、兵庫県丹波篠山市でセレモニーが開かれました。
販売の解禁に合わせて、開かれたセレモニーには、丹波篠山市の酒井市長や地元の高校生らが出席しました。
粒が大きく、強い甘味とコクが特徴の「丹波篠山黒枝豆」は、300年以上前から生産者らによって守り抜かれてきた在来の黒大豆で、他の産地のものと区別するため、2006年から解禁日を設定しています。
2024年は気温が高く雨が少なかった影響で、生育が遅れ、例年より2日遅い解禁となり、地元の販売所では、雨にもかかわらず、解禁を待ちわびた多くの人でにぎわっていました。
黒枝豆の収穫は10月いっぱい続き、収穫時期によって異なる味や香りが楽しめるということです。