小児がんや難病治療の研究開発に役立ててもらおうと、兵庫県神戸市内の商店街では、子どもたちがレモネードを販売するチャリティー活動が行われています。
神戸市中央区にある大安亭市場では、子どもたちが店員としてオリジナルの青いレモネードを1杯100円で販売しています。
この活動は、アメリカの小児がんの少女と家族が、自宅の庭でレモネードを販売し、治療薬の研究費として寄付したことをきっかけに世界中に広まった「レモネードスタンド活動」を、神戸市立中央小学校の児童が、「病気と闘う同世代の子どもたちのために自分たちもできないか」と考えたことから始まりました。
児童たちはレモンをモチーフにした手作りのカチューシャを着けながら、道行く人に大きな声で協力を呼び掛けました。
売上の一部や募金は、小児がんなどの治療法研究に取り組んでいる神戸大学大学院医学部の「宮西研究室」に寄付されるということです。