神戸市は、2018年の台風被害により休園している須磨海づり公園が、ことし11月にリニューアルオープンすると発表しました。
神戸市立須磨海づり公園は1976年の開園以来、およそ524万人に利用され親しまれてきましたが、2018年8月の台風20号で被害を受け休園しています。
26日の会見で神戸市の久元市長は、去年から進められていた須磨海づり公園の再整備が完了し、ことし11月1日にリニューアルオープンすると発表しました。
園内にはおよそ300人が利用できる釣台のほかに、魚の資源保護や繁殖を目的とした藻場や魚礁も設置されます。
また、海を見ながらくつろげるテラスや魚に触れ合えるタッチプールなどもあり釣りをしない人や家族連れでも楽しめるということです。
施設は公募により山陽電気鉄道が運営することが決まっていて、須磨浦山上遊園などを含めた須磨浦公園エリアの活性化が期待されています。