岸田総理大臣の後継を決める自民党総裁選挙の投開票が行われ、第28代総裁に石破茂・元幹事長が選出されました。
事実上の次の総理大臣を決める、自民党総裁選挙には、現職の大臣や閣僚経験者など、過去最多9人が立候補。
派閥の裏金問題など政治とカネの問題への対応や、解雇規制の緩和を含む労働市場の改革が論点となり、これまでで最長の15日間の日程で争われました。
「国会議員票」368票と「党員・党友票」368票の合わせて736票で争われた1回目の投票では、いずれの候補も過半数に届かず。
高市早苗経済安全保障担当大臣と石破茂元幹事長の、上位2人の決戦投票となりました。
投票の前に2候補がそれぞれ5分間演説し、最後の支持を呼びかけました。
国会議員票と各都道府県連に1票ずつ割り振られる地方票の415票で争う決選投票の結果は…
石破茂・元幹事長が21票の差を付け、第28代自民党総裁に選出されました。
石破元幹事長は、10月1日召集の臨時国会で、新しい総理大臣に指名され、政権発足後は、衆議院議員選挙の実施時期の判断を迫られます。