■28日にレッズ戦
J1リーグ3位のヴィッセル神戸は9月28日の第32節、ホーム・ノエビアスタジアム神戸で11位・浦和レッズと対戦する(19時キックオフ)。
27日の練習後、吉田孝行監督とMF汰木康也(ゆるき・こうや)が報道各社のリモート取材に応じた。
首位と勝点「1」差のヴィッセル神戸は、浦和を破り、同日に戦う首位・広島×2位・町田が引き分けると、首位に浮上する可能性があるが、吉田監督は「自分たちは目の前の試合に勝つだけ。勝たなければ始まらない」と答えた。
ヴィッセル神戸は、前節22日に新潟と戦い勝利。
25日の天皇杯・準々決勝で鹿島と戦い勝利と、3日おきに試合があるタイトなスケジュールだが、チーム状況について吉田監督は、「チーム全員がいい状況。誰が出ても“やってやるぞ”という気持ちがあると思う」と語った。
またケガから復帰し、鹿島戦でフル出場した汰木は、「ものすごい連戦なので、何とか間に合ってよかった。サイドでドリブル、崩し含めて、自分がチャンスメイクできれば、今まで以上に前のフィジカルあるサコくん(FW大迫勇也)やヨッチくん(FW武藤嘉紀)が、よりゴールまで仕事ができると思う」と語った。
■ACL、天皇杯も
ヴィッセル神戸は、J1リーグ戦が浦和戦を含めて残り7試合。
またACLが、10月2日のホーム・山東泰山(中国)戦を含め、年内に5試合あるほか、天皇杯の準決勝(v/s京都)が10月27日に予定されている。
J1連覇をめざすヴィッセル神戸。
12月まで“試練”の日程が続く。
(浮田信明)