兵庫県の斎藤知事は9月26日会見を開き、9月30日付で自動失職し、出直し知事選へ出馬すると表明しました。

9月19日の県議会で、知事に対する不信任決議案が全会一致で可決し、知事は9月29日までに判断を迫られていましたが、先ほど会見を開き、進退について表明しました。

「結論から言いますと、今回の不信任決議案を受けて、議会の解散はせず、9月30日付で失職をする。そして次期知事選において出直し選挙に臨ませていただく」

「大きな政党のような組織がバックにいるわけではなくて無所属ですので、今回はおそらくどこの政党のお力を借りることも難しい。今回は私は1人でやっていくことになります」

「議会の解散は、私の中では最初からなかった。今回の問題は私の対応がいろんな問題視されている。これは私が自ら信を問うことが大事だと思う」

「私の中で辞職をすることは選択肢としてなかった。出直し選挙は今回失職するということで、場合によっては必要かなと思っていたが、辞職をする選択肢はもともとなかった」

「不信任決議案を出して可決していただいたのは議会のご判断ではありますけれども、私は少し本当にそこまでいかないといけなかったのかという思いは正直ある」