世界文化遺産の国宝姫路城で9月22日、漆喰塗りの体験会が開かれました。
この催しは、兵庫県にある姫路城の壁や屋根の修理で実際に行われている漆喰塗りを市民にも知ってもらおうと、姫路市立城郭研究室などが企画したもので、姫路城三の丸広場が会場となりました。
参加者は文化財の保存修理に携わる職人から、こての握り方やきれいに塗るこつなどを教わりながら、漆喰塗りに挑戦。
仮設の壁や瓦と瓦の接ぎ目に漆喰を塗り広げて、姫路城の真っ白な輝きを支える伝統技術を体験していました。
主催者は今後も体験会を開催し、漆喰塗の魅力を伝えていきたいとしています。