兵庫県香美町で、9月18日、地元特産の二十世紀梨を使ったワインの仕込みが始まりました。
香美町の食品会社「トキワ」では、1986年から地元特産の二十世紀梨を使った「梨ワイン」を製造していて、9月18日は、地元・香美町や鳥取県などから運び込まれたナシ 計16.7トンを使って仕込み作業が行われました。
まず、水洗いしたナシを丸ごと機械に入れて果汁を絞り出します。
そこに酵母を加え、3~4週間かけてじっくり低温発酵させ、アルコール度数が8度まで高まると甘くて芳醇な梨ワインが完成します。
2024年は、天候に恵まれたおかげでナシの糖度も平均11.4度と例年よりも高く、ワインの仕上がりも期待できるということです。
仕込み作業は12月まで続き、完成したワインは直売所や地元の土産店などで販売される予定です。