立憲民主党の代表選候補者4人が、9月14日午後、兵庫県神戸市内で討論会を行い、「経済政策」をテーマに意見を交わしました。
立憲民主党の代表選には野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、当選1回の吉田晴美衆議院議員(52)の4人が立候補しています。
9月14日の午後4時半ごろから神戸市内で行われた討論会では、「経済政策」をテーマに4人が意見を交わし、「野党協力の在り方」や「政権交代に向けた具体策」について議論しました。
野田佳彦元首相
「きのうから自民党の総裁選挙が始まりました。(総裁候補の)9人がいろいろ言っています。共通して言えるのことは「これからどうする」をいっぱい言っているんですけど、「アベノミクス」の総括がないんです。9人とも。おかしいと思いませんか?ここからスタートだと思いますよ」
枝野幸男前代表
私はこの代表選挙で、人間中心の経済=ヒューマンエコノミクスという次の時代のビジョンを掲げて戦っていきます。関西の皆さんには申し上げたいと思います。「カジノ」とか「身を切る」とかいう時代遅れの改革から皆さん脱却しませんか?」
泉健太代表
「これまで消費税の割合がどんどん多くなって所得税・法人税の割合が減っているんですよ。やっぱり本当に格差是正というなら所得税の累進性、法人税率の引き上げ。これは世の中のため、国のために必要な税制だということですね。」
吉田晴美衆議院議員
「所得が低い人ほど重い消費税に不公平を感じる。まず日々のお買い物からの家計をサポートさせてください。そして個人消費。いま冷や水かけちゃだめです。私たち一人一人から湧き上がる経済政策をやっていかないといけない」
立憲民主党の新代表は、9月23日の臨時党大会で選出されます。