兵庫県神戸市の科学館では、市内の小学生が夏休みなどに行った研究の成果を集めた作品展が開かれています。
神戸・ポートアイランドのバンドー神戸青少年科学館で、9月14日から始まった「神戸市小学校理科・生活作品展」では、市内の小学校や特別支援学校などの児童が夏休みの自由研究などで制作した理科や生活にまつわる作品、約700点を展示しています。
会場には「苦手なナスをどうしたら食べられるようになるか」を実際に料理しながら確かめた、子どもらしい研究から、「カメムシは自分の匂いで気絶するのか」といった身近な疑問を入念に調べあげた研究まで、子どもたちの興味と関心が詰まった作品が並んでいて、自分の「研究の成果」を披露しようと、多くの家族連れでにぎわっていました。
セミの研究をした児童
「家にセミの抜け殻がいっぱいあったのでやってみたいと思った。数もいっぱいあったので調べるのに苦労しました。」
児童の父親
「(娘は)もともと虫が苦手で、それでもセミの研究をすると言ったときはすごくびっくりした。データ集めとかを熱中症に気を付けて、帽子かぶってやってる姿を見て偉いなと思いました。よくがんばりました。」
この作品展は、9月23日まで開催しています。