「三田屋」元従業員の男性が提訴 役員からパワハラ受けたとして慰謝料など求める

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神戸市や西宮市などでステーキ店を展開する「三田屋」に勤めていた男性(44)が、役員からパワハラを受けていたなどとして会社と役員に対し、慰謝料など合わせておよそ1600万円を求める訴えを起こしました。

訴えによりますと、男性(44)は2006年に三田屋に入社し、2011年から西宮市内のハム工場で勤務する中で、当時工場長だった創業者一族の男性役員から、ミスをすると罵声を浴びせられたり時間外労働を強要されたりするなど、日常的にパワハラを受けたということです。

また、男性役員から仕事のミスに対して1回1000円の罰金が課せられた他、パンやたばこなど自腹で買い出しを指示されていたとしていて、男性はことし5月に退職しています。

原告側は時間外労働や罰金などについて男性役員と食い違いがあるとして、会社と男性役員に対し、慰謝料など合わせておよそ1600万円の支払いを求めています。

提訴を受け「三田屋」は、弁護士を通さなければコメントできないとしています。

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