酒造会社が仕込んだ清酒の品質を国税局の専門家が確認する「呑切り」が洲本市で行われました。
「呑切り」は、冬に仕込み夏まで熟成させた清酒の品質を国税局が確認する恒例の行事で、貯蔵タンクの酒の出し入れ口である呑口を切ることに由来します。
13日は洲本市の会場に、淡路市の「千年一酒造」と南あわじ市の「都美人酒造」が、それぞれ仕込んだ純米大吟醸や大吟醸など21種類の酒が並べられました。
そして、大阪国税局の鑑定官が、清酒が注がれたおちょこを順に手に取り、香りや味を確かめていました。
ことしの夏は猛暑が続きましたが状態は良いそうで、今回鑑定された清酒のほとんどがこの秋出荷されます。