防衛省は12日朝、北朝鮮が複数発の弾道ミサイルを発射したと発表しました。
ミサイルは日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したと推定され、これまでに被害の情報は確認されていないということです。
防衛省によりますと、弾道ミサイルは12日午前7時10分から14分ごろにかけて、北朝鮮の西岸付近から北東方向に向けて発射されました。
発射された弾道ミサイルのうち、少なくとも2発は最高高度およそ100キロで350キロ以上飛翔し、日本のEEZ=排他的経済水域の外側にあたる、朝鮮半島東の日本海に落下したと推定されています。
これまでに航空機や船舶など、被害の情報は確認されていないということです。
日米韓の北朝鮮担当高官は電話で協議し、発射は「地域と国際社会の平和と安全を脅かす」として強く非難しました。