神戸市議が繰り返し威圧的言動 市が「不当要求」判断 市議本人は否定

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神戸市会の村野誠一議員が市職員に威圧的な言動などで要望を繰り返したとして、市が条例に基づく不当要求と判断していたことが分かりました。
公職者の不当要求が記録されるのは初めてです。

サンテレビが公開請求した公文書によると、須磨区選出の村野市議はことし2月、須磨海岸のバリアフリーに関する新年度予算案について事前に説明がなかったことに不満を持ち、担当局の職員に対し、電話で「お前は信用できない」「お前とは話ができない」などと叱責。

謝罪や説明を求めた村野市議は、3月に面談した幹部に対しても「役人でおりたいのなら2元代表制で選ばれた議員の意見を尊重すべきや」、職員に「不信しかない、あたりはきついわな」などと告げていました。

関係者によると村野市議はこれまでもこの職員に対し、須磨海岸の海の家の運営方法や営業時間について電話などで繰り返し要望、精神的な苦痛を感じた職員は業務に支障があるとして上司に相談していました。

市はコンプライアンス条例に基づき、ことしの2月から5月の5件について、職員に秘密を漏らすことを求める行為や乱暴な言動があったとして、不当要求にあたると判断したということです。

村野市議は「当時の発言や要求が不当要求にあたるとは考えていない」とした上で、「萎縮することがないように議員としての職責を果たしていきたい」としています

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