姫路市の美術館では、人工的に発生させた霧を用いた幻想的なアート作品が公開されています。
庭園をあっという間に包んでいく「霧」と「光」。突然現れた幻想的な光景に訪れた人たちの反応もさまざまです。
世界文化遺産・国宝姫路城を臨む夜の姫路市立美術館では、「霧のアーティスト」として世界的に知られる、中谷芙二子さんの作品が公開されています。
中谷さんは、美術館の「庭園アートプロジェクト」として2022年から、人工的に発生させた「霧」を用いた「霧の彫刻」3部作を展開。
最終年度となる今回は、アーティストグループ「ダムタイプ」のメンバー・高谷史郎さんの照明デザインとコラボレーションし、留まることなく変化する「霧」と「光」の空間が表現されています。
作品は姫路市立美術館で12月1日まで楽しむことができます。