知事に対し「辞職申し入れ」決定 県議会最大会派・自民党県議団

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  • 会見する自民党県議団・北野実幹事長

兵庫県議会の百条委員会で9月6日、片山元副知事と斎藤知事の証人尋問が行われました。

委員会の後、県議会最大会派の自民党県議団は総会を開き、9月12日に、知事に対して辞職を申し入れることを決めました。

9月6日の百条委員会には、斎藤元彦知事と片山安孝元副知事が出席し、兵庫県が元西播磨県民局長の告発を公益通報として扱わず、懲戒処分とした経緯などについて証人尋問が行われました。

片山元副知事は、知事が告発文書を入手した翌日の3月21日、秘書課から知事室に来るよう連絡があった経緯を説明し、「知事から徹底的に調べてくれ」との指示があったと証言しました。

一方、斎藤知事は、副知事らに指示した事実を認めた上で、一連の対応について、委員長から「道義的な責任を感じているか?」と聞かれ、改めて対応は適切だったとの認識を示しました。

委員会の後、兵庫県議会最大会派の自民党県議団は総会を開催。

協議の結果、「道義的・政治的責任、県政の混乱を招いた責任を知事がどう果たすのかを問う」として、9月12日に、知事に対して「辞職」を申し入れることを決めました。

自民党は全議員一致での申し入れを目指すとして、9月12日までに、維新や公明など、他会派も含めた議員の賛同を得たいとしています。

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