解体直前の「王子プール」 建材にアスベスト含むことが判明

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兵庫県神戸市が進める王子公園の再整備事業に伴い、9月から解体工事が始まる王子プールの建材に、アスベストが含まれていることが分かりました。

王子公園の園内にある王子プールは、神戸市が進める公園の再整備事業に伴い、9月1日に営業を終了していて、9月中旬から解体工事が始まります。

神戸市によりますと、工事に先立ちこれまでに2回の事前調査を行ったところ、王子プールの管理棟やスタンドの天井や壁などにアスベストを含む建材が使われていたことが、分かったということです。

近くには、住宅や学校がありますが、神戸市は「確認されたアスベストは、紛じんの飛散度合いが一番低いレベルで、適切に処理すれば飛散しない」として、8月までに説明会を開き、近隣住民にも周知したとしています。

王子プールの解体工事は2025年5月下旬に完了する予定です。

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