農業体験を通して子どもたちに地元の特産品の魅力を知ってもらおうと、兵庫県三田市で小学生が稲刈りを体験しました。
稲刈り体験をしたのは三田市立藍小学校の5年生10人です。
三田市内のJAは地元で収穫される食の魅力について知ってもらおうと、20年ほど前からさまざまな農業体験を行っています。
子どもたちは、生産者から稲作について教わったあと、鎌の使い方を教わり、たわわに実ったコシヒカリの稲刈りに挑戦しました。
三田市は県内でも有数の米どころで、「コシヒカリ」や「どんとこい」酒米の「山田錦」など約3000トンが収穫されています。
昼夜の寒暖差が大きい三田市で作られる米は粘り・つや・香りに優れているとして三田米と名付けられています。
また、JA兵庫六甲によりますと米不足に対応するため稲刈りの時期を少し早めているそうです。
三田市では地元で収穫した米を学校給食でも活用していてこれからも子どもたちに食の大切さを伝えていきたいとしています。