日本アメリカンフットボール協会は30日、日本代表の海外遠征中に重大な規律違反を行ったとして、関西学院大学アメリカンフットボール部の5人の選手に対し、無期限活動停止などそれぞれに処分を科したと発表しました。大学側は行為を否定しています。
日本アメリカンフットボール協会などによりますと、6月に行われた20歳以下の日本代表のカナダ遠征で、関西学院大学アメフト部の5人の選手が重大な規律違反を行いました。
このうちの1人は大麻を含む薬物を所持し使用した疑いがあるとして、日本代表の資格を無期限停止としたほか、別の4人についても1、2年間の日本代表の資格停止や厳重注意の処分を科しました。
これを受けて関西学院大学は30日、大阪市内で会見を開きました。
大学の調査では選手5人全員が大麻の使用を否定し、尿検査で全員が陰性だったということです。
関西学院大学はアメフト部は学生日本一34回を誇る名門で、9月3日に初戦を迎える関西学生リーグには予定通り出場するということです。
