地域の農業や畜産についてもっと知ってもらおうと、養父市の小学校で農業高校の生徒による出前授業が行われました。
29日、養父市の高柳小学校で、県立但馬農業高校の生徒が農業・畜産の楽しさを伝える出前授業が行われ、6年生の児童12人が参加しました。
「但農給食の日」は、動物や植物の命に感謝し地産地消を考えてもらおうと、養父市教育委員会などが毎年この時期に行っていて、農業高校の生徒たちが写真などを使い、野菜の育て方や命の大切さなど、児童たちに農業や畜産の楽しさを伝えました。
この日の給食には、農業高校で生産した鶏肉と野菜を使った「但農カレー」やオクラの和え物などが提供され、児童たちはおいしそうに地元の食材を堪能していました。
この「但農給食」は、市内の小中学生およそ1700人にも提供されるということで、市では地域全体で食と農業を感じる機会にしてほしいということです。