アスベストによる健康被害を受けた人の悩みに無料で応じる全国一斉の電話相談が、24日と25日の2日間行われています。
この電話相談は、NPO法人「アスベスト被害者救済基金」などが全国一斉に行っているもので、今回で8回目となります。
厚生労働省によりますと、2023年度、アスベストによる労災請求の件数は1304件で、そのうち支給決定件数は1170件だったということです。
アスベストによる健康被害は30年以上の長い潜伏期間が特徴で、阪神淡路大震災後のがれきの撤去などでアスベストを吸った人たちの発症が懸念されています。
今回設置されたホットラインでは、被害の補償や健康不安などの相談に対応しているということです。
この電話相談は、24日と25日の午前10時から午後6時まで、0120-349-931で受け付けています。
相談は無料です。