県内29の市で作る「兵庫県市長会」が、県政の混乱と停滞の収束に向けて最善の努力をするよう斎藤知事に要望書を提出しました。
兵庫県庁を訪れたのは、兵庫県市長会の会長を務める丹波篠山市の酒井市長と副会長を務める宝塚市の山﨑市長、宍粟市の福元市長の3人です。
市長会は、知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を巡る対応で、県政の混乱や停滞が続いていることについて、ほぼ全市長が「危機的」だと評価していて、知事に最善の努力をしてほしいとする要望書を手渡しました。
その後酒井会長は、県内の市長と知事のコミュニケーションが不足しているのではないかと知事に質問していました。
また要望書には、告発した元幹部職員を公益通報者保護法の対象とせず懲戒処分した知事の対応が「不適切である」と、多くの市長から指摘があったことなどが盛り込まれています。
混乱を極める県政。
県議会の百条委員会では、8月30日に知事の証人尋問が予定されています。