斎藤知事パワハラ疑惑 兵庫県職員約4割「見た」「聞いた」

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斎藤知事のパワハラ疑惑などに関する職員へのアンケート調査の中間報告で、およそ4割が知事のパワハラを「見聞きした」と回答したことが分かりました。

斎藤知事によるパワハラ疑惑などを内部告発した文書を巡り、県議会が設置した百条委員会は、7月31日から8月14日まで県職員にアンケート調査を行いました。

アンケートでは、知事が職員にパワハラをしていたことや、阪神・オリックスの優勝パレードで、補助金の増額を見返りに信用金庫に協賛金を寄付させたなど、7つの疑惑について回答を集めました。

アンケートはおよそ9700人が対象となり、関係者によりますと6711件の回答が集まったということです。

このうち8月5日までに回答があった4568件を集計した中間報告では、パワハラ疑惑について、およそ4割の職員が「実際に知っている」または「人づてに聞いた」などと答えたということです。

具体的な例として、「知事が出席する行事にマスコミがいないと怒る」「資料を共有していても『聞いていない』と怒られた」などの情報が複数寄せられたということです。

中間報告は8月23日の百条委員会で正式に公表される予定です。

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