先祖の霊を送る「精霊送り」 お盆最終日の伝統行事

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お盆に迎えた先祖の霊を送り返す伝統行事「精霊送り」が15日、神戸市内各地で行われています。

送り火をたいてお盆に迎えた先祖や故人を送る「精霊送り」。

神戸市では市内全9区に合わせて12カ所の会場が設けられ法要が営まれています。

去年は台風の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。

精霊送りはお盆に迎えた先祖の霊を、お供えとともに川や海に流して送るお盆最終日の風物詩で、先祖があの世へ帰る道しるべとして火をともし供養する伝統的な行事です。

東灘区住吉呉田浜の会場では、お供えを持った参列者が次々と訪れ、読経が流れる中、線香を手向けながら先祖や故人をしのんで手を合わせていました。

お供えの受付は15日午後8時までで、預けられたお供えは後日お焚き上げされるということです。

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