神戸市灘区の六甲山で登山に来ていた75歳の女性の行方が8月11日から分からなくなっています。
警察は、女性が遭難した可能性もあるとみて捜索を続けています。
警察によりますと、行方不明になっているのは、神戸市須磨区に住む75歳の細川喜代子さんです。
細川さんは8月11日の午前7時半ごろ、六甲山の穂高湖で行われるイベントに行くと言って、1人で神戸市須磨区の自宅を出ました。
JR新神戸駅北側の登山道から六甲山に入ったとみられ、昼ごろには夫に電話で「昼食を食べたので休んでからゆっくり帰る」と伝えましたが夕方には「下山できていない。電波が悪い」と話したということです。
夜になっても帰宅しなかったため、娘が警察に通報。
警察と消防が連日捜索に当たっていますが、現在も行方が分かっていないということです。
細川さんは12日の午前1時ごろに消防との電話で「再度公園にいる」と伝えていて、午前2時ごろには家族の携帯に「森の中を下っている」というメッセージが届きましたが、その後は連絡が途絶えています。
細川さんは身長1メートル52センチ、中肉で短い白髪。
赤色のリュックサックに黒色の運動靴を履いていたということです。
警察は捜索活動を続けるとともに、情報提供を呼び掛けています。