終戦から8月15日で79年となりました。
東京の日本武道館では政府主催の全国戦没者追悼式が行われました。
政府主催の全国戦没者追悼式は、去年まで新型コロナの影響で規模を縮小していましたが、ことしは5年ぶりの通常開催となり、全国からおよそ3200人の遺族が参列しました。
式では、岸田総理大臣が「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化を進め、世界が直面する課題の解決に全力で取り組む」と式辞を述べた後、正午に1分間の黙とうが捧げられました。
そして、天皇陛下がお言葉を述べられました。
全国の戦没者はおよそ310万人で、兵庫県内ではおよそ10万9600人が戦地や空襲で亡くなっています。
兵庫県によりますと、県内から参列した戦没者遺族は41人で、そのうちおよそ6割が70代以上だということです。