来年で阪神淡路大震災から30年となるのを前に、土砂崩れなど、山で起きる災害や防災の取り組みを紹介する展示会が、神戸市内で14日から始まりました。
神戸市の「人と防災未来センター」では、毎年夏休みの時期に合わせて、「六甲山の災害展」を開いています。
会場には模型で土砂崩れを再現し、治山ダムの効果を体験できる装置などを使って、山で起きる災害を分かりやすく伝えています。
また、29年前の阪神淡路大震災で六甲山がどのように被災し、治山工事によって復旧してきたかをパネルで紹介していて、訪れた子どもたちは、災害の恐ろしさと防災の大切さを再確認していました。
この展示会は、入場無料で8月25日まで開かれています。