能登半島地震で被災した石川県の高校の女子サッカー部の生徒たちが兵庫県に招かれ、INAC神戸の選手や神戸市内の高校生たちと交流しました。
兵庫県に招待されたのは、石川県立七尾高校の女子サッカー部の生徒たちです。
この取り組みはスポーツの力で被災地の人たちを勇気づけようと、包括連携協定を結ぶ兵庫県とINAC神戸が企画したもので、七尾高校の生徒たちは8月5日から3日間、神戸市にある県立北須磨高校の生徒たちとともにさまざまなプログラムを体験しました。
6日はINAC神戸の選手によるサッカー教室が開かれ、両校の生徒たちはプロの選手とミニゲームを行うなど貴重な時間を噛みしめていました。
そして最終日の7日、生徒たちは東遊園地の1・17希望の灯りを訪問。
阪神淡路大震災の犠牲者の名前が刻まれた銘板を見学した後、NPO法人阪神淡路大震災1・17希望の灯りの代表理事藤本真一さんから震災を忘れないことの大切さなどを学んでいました。
石川県と兵庫県の高校生たちは3日間にわたって交流を深めていました。