広島に原爆が投下されてから79年となる6日、宝塚市では、市民らが戦争や核兵器のない世界を願って平和の鐘を鳴らしました。
1989年に「非核平和都市」を宣言している宝塚市では、市民からの寄付により設置された「平和の鐘」を、終戦の日や原爆の日に鳴らして毎年、平和への啓発活動を続けています。
6日は1945年8月6日に広島に原子爆弾が投下されて79年となることから、原爆が投下された午前8時15分に合わせて黙とうがささげられました。
そのあと、15歳の時に広島で被爆した岡邊好子さんが、集まった市民らとともに鐘を鳴らして平和を祈りました。
宝塚市では、長崎に原爆が投下された8月9日と終戦記念日の8月15日にも平和の鐘が鳴らされます。