混乱続く兵庫県政 県総務部長も「業務による体調不良」で病欠

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混乱が続く県政ですが、県の総務部長が、7月30日から体調不良を理由に休んでいることが分かりました。

告発文書の問題発覚後、知事の側近となるポストが現場を離れるのはこれで3人目となります。

県によりますと、病欠しているのは総務部の井ノ本知明部長で、斎藤知事が重要施策として掲げる、県庁舎の建て替えや県立大の無償化などを担当しています。

井ノ本部長は、元西播磨県民局長の告発文書の中で3年前の知事選の際、当時立候補予定者だった斎藤知事の事前運動に関わったとして名前を挙げられていましたが、県の人事課は調査でこれを否定しています。

井ノ本部長は業務による体調不良を訴えているということで、復帰のめどはたっていません。

告発文書を巡っては、片山副知事が「県政の混乱を招いた」として7月末をもって辞職した他、1日付で、副知事に次ぐポストの小橋理事が体調不良を理由に部長級に降格しています。

知事の側近3人が相次いで現場を離れる異例の事態。県政の停滞は避けられそうにありません。

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