阪神電鉄は開場100周年を迎えた甲子園球場の内野席を覆う大屋根「銀傘」をアルプス席まで拡張する計画を発表しました。
この計画は阪神電鉄が明らかにしたもので、甲子園球場のシンボルで内野席を覆う大屋根「銀傘」を一、三塁側のアルプス席まで拡張することで、観戦時の熱中症対策などを行います。
計画では、アルプス席付近の球場の外周に「銀傘」を支える建物を新たに建設。
スタンド席には観戦の妨げとなる柱を設置しない予定です。
「銀傘」の拡張面積は3328平方メートル。
アルプス席のおよそ7割を覆うことができ、総工事費はおよそ150億円となる予定です。
工事はことし11月から着工し春夏の全国高校野球やプロ野球の試合を続けながら、2028年3月の完成を予定しています。