オリンピック連覇を成し遂げた阿部一二三選手の地元・神戸もお祝いムードに包まれています。
阿部一二三選手が生まれ育った兵庫県神戸市兵庫区の商店街では、7月29日、地元の人たちから祝福の声が聞かれました。
【地元の人】
「喜んだわ うれしかったわ 強いね ぴゃっといくからね」
「彼は別格 今地球人で誰も勝てない」
一方、一二三選手の母校、神戸市中央区にある神港学園高校の柔道部。
【阿部一二三選手 高校時代のコーチ 山本竜也監督】
「きのうお前ら感動したやろ ここで練習してるからこそこれをいい弾みにしてな」
熱い声援を送った後輩たちは、偉大な先輩の背中を追いかけ、練習に励んでいます。
【神港学園高校 柔道部 近藤小粋主将】
「2連覇がかかっているプレッシャーの中でしっかり圧倒的な力の差を見せて優勝したのはすごい」
「僕たちも試合があるのでいい刺激もらったし憧れの存在なので追いかけたい」
【神港学園高校 柔道部 佐伯博司さん】
「神港と言えば阿部一二三選手 めちゃくちゃうれしい」
「阿部一二三選手みたいに2連覇できたりオリンピックで世界で活躍できる選手になりたい」
3年間、一二三選手のコーチを務めていた山本竜也監督は教え子の偉業に喜びをかみしめていました。
【山本竜也監督】
「屈託のない子で本当に明るくて活発 ただ試合前や追い込む期間のストイックさはすさまじい 見てて勝つんだろうなって安心して見ていられたので本当に感動した」
神港学園は、8月上旬ごろから校舎にお祝いの垂れ幕を掲げる予定だということです。