尼崎市の松本市長は、告発文書を巡る斎藤知事の対応について、「人が亡くなっていることをもっと真摯に受け止めるべきだ」と話しました。
尼崎市の松本眞市長は29日の定例記者会見で、斎藤知事のパワハラ疑惑などを巡る文書問題について触れ、その対応に苦言を呈しました。
知事は7月16日、尼崎市で予定されていた公務を「自身に危害を加えるという内容のメッセージが届いた」として欠席していました。
今後の県政への影響について松本市長は…。
松本市長
「やはり来年度に向けた様々な政策の検討というのは、このままだとちょっと動かないんじゃないか」
「(来年度以降の政策への)影響は大きい」
また、知事の進退については「私自身が申し上げる立場ではない」と話す一方で、大きな混乱を生じている一連の疑惑について「説明責任を果たしてほしい」と述べました。