兵庫県神戸市灘区の都賀川が増水し、5人が犠牲となった事故から28日で16年となり、事故現場近くでは「犠牲者を偲ぶ会」が開かれました。
「偲ぶ会」は事故現場近くの公園に設けられた献花台の前で開かれ、地域の住民らが犠牲者に黙とうを捧げました。
2008年7月28日、神戸市灘区の都賀川では、豪雨の影響で川が急激に増水し、児童2人と園児1人を含む5人が流され、死亡しました。
事故から16年となった28日は、地元の中学生や高校生が千羽鶴を供えたあと、鎮魂の祈りを込めて歌を披露し、犠牲者の冥福を祈っていました。
主催者は7月30日まで灘区民ホールで「都賀川事故から防災を考えるパネル展」を開いています。