兵庫県丹波篠山市の公園で発見された新属新種の恐竜化石の展示が、三田市の博物館で始まりました。
7月27日から公開されている新属新種の恐竜化石。
発見された化石は、全身が羽毛に覆われた二足歩行の恐竜とされ、鳥に進化する過程を解明する重要な手がかりになると期待されています。
化石が見つかったのは県立丹波並木道中央公園で2010年と11年に発見した住民の松原さんと大江さんにちなみ、恐竜の名は「ヒプノヴェナトル・マツバラエトオオエオルム」と命名されました。
丹波地域で見つかった新種恐竜の化石は、丹波竜に続いて2例目ということです。
また、鳥のように体を丸めた「寝姿」が化石になって見つかるのは極めて珍しく貴重な発見となりました。
この化石は、県立人と自然の博物館で2025年1月13日まで展示される予定です。