神戸大学の名誉教授で、阪神淡路大震災からの復興への提言を続け、3月に亡くなった、政治学者の五百旗頭真さんを「しのぶ会」が、兵庫県神戸市内で営まれました。
神戸市灘区の神戸大学で営まれた「しのぶ会」には、斎藤知事や政財界からおよそ350人が参列しました。
西宮市出身で、2024年3月、80歳で亡くなった五百旗頭真さんは京都大学を卒業後、防衛大学校長や兵庫県立大学の理事長などを歴任。
阪神淡路大震災後は、「創造的復興」の提言を続け東日本大震災や熊本地震でも復興政策づくりに携わりました。
会場では参列者が、献花台に次々と花を手向け五百旗頭さんとの別れを惜しんでいました。
また写真パネルや著書などゆかりの品々も飾られ、参列者が温かい人柄をしのんでいました。