18歳未満であることを知りながら、事件関係者の17歳の少女とみだらな行為をしたとして、兵庫県警は24歳の巡査を停職6カ月の懲戒処分にしました。
7月26日付けで停職6カ月の懲戒処分となったのは、神戸市内の警察署に勤務する男性巡査(24)です。
警察によりますと、巡査は2024年4月から6月までの間、兵庫県内に住む17歳の少女と、少女が18歳未満と知りながら、大阪市内のホテルや少女の自宅でみだらな行為をしたということです。
巡査は2023年夏ごろ、業務中に少女と知り合い、2024年2月に少女がトラブルの相談のため警察署を訪れた際には、巡査が対応しました。
その後、巡査は2024年3月に少女と偶然プライベートで再会したことをきっかけに連絡先を交換し、関係が始まったということです。
2024年5月に少女が別のトラブルの相談のため、男性が勤務する警察署を訪れた際、対応した別の署員が少女のスマートフォンから巡査と少女の不適切なやりとりを見つけ、行為が発覚しました。
警察の聞き取りに巡査は行為を認めていて、「相手方に迷惑をかけたので謝りたい。重大な罪を犯したとと思っている」と反省の弁を述べているということです。
県警は巡査を大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検しました。
この他、許可なく飲食店や警備会社でアルバイトして約53万円の収入を得た上、自身が勤務する警察署に忍び込んで、上司の机から現金3万円を盗んだとして、26歳の巡査が停職1カ月の処分となっています。
この巡査は、7月26日付けで依願退職しています。