鉛筆の芯に繊細な彫刻を施した作品を集めた企画展が、豊岡市の博物館で開かれています。
まるで黒い鎖に繋がれたような2本の鉛筆。
なんと1本の鉛筆の芯から40個の鎖を削り出して作られています。
豊岡市但東町の日本・モンゴル民族博物館で開かれている企画展、「直径3ミリからの芯世界」は、新潟県在住の彫刻家「鉛筆彫刻人シロイ」さんの作品およそ60点を展示しています。
色とりどりの色鉛筆をフルーツに見立てたその名も「芯鮮フルーツ」の他、今回の展示に合わせて作られた「馬頭琴」や「ゲル」などのモンゴルをモチーフに作られた作品が並び、訪れた人たちは直径わずか数ミリの芯から作り出された精巧な芸術の数々に驚きの声をあげていました。
この企画展は、9月1日まで開かれています。