兵庫県クレー射撃協会は7月22日、協会の前会長と会員が県の補助金を不正に受給していたとして、近く刑事告発することを明らかにしました。
兵庫県クレー射撃協会によりますと、協会の前会長とトラップ種目で日本ランキング1位の選手らが、2015年から2019年までの5年間に、県の補助金およそ250万円を不正に受給していたということです。
協会の調べに対し、選手は前会長の指示の下、競技で使う弾丸の購入費用で架空の請求を繰り返していたと不正を認めたものの、謝罪と返還の意思を示さなかったことから、協会は詐欺の容疑で刑事告発することを決めたということです。
協会は選手について3年間の資格停止処分を検討していて、不正に受給された補助金については協会が立て替えて、県に返還する方針です。