兵庫県の元西播磨県民局長が作成した文書を巡る問題で、日本共産党兵庫県委員会は、7月22日、斎藤知事に辞職を求めることなど委員会の見解を示した文書を斎藤知事宛てに提出しました。

斎藤知事のパワハラや贈答品を受け取っていたことなどの疑惑が記された文書を巡る問題で、日本共産党兵庫県委員会の松田隆彦委員長と兵庫県会議員団の庄本悦子団長は、委員会の見解を示した斎藤知事宛ての文書を県に提出しました。

内容は、斎藤知事に対して混乱の事態を招いた責任を取り、辞職を強く求めること。
また、斎藤知事のパワハラや贈答品を受け取っていた疑惑など元西播磨県民局長が文書に記した7つの項目について、徹底した調査を行って真実を明らかにする必要があるとの見解が示されています。

日本共産党兵庫県委員会　松田隆彦委員長
「『県政を前に進めるのが私の責任』と開き直り、 今の事態を招いたことに反省する姿勢すら示さない。斎藤知事にこれ以上県政運営を任せるわけにはいきません。日本共産党兵庫県委員会は斎藤知事に対し、こうした事態を招いた責任を取り、辞職することを強く求めます」

また、日本共産党兵庫県委員会は次の兵庫県知事選挙の準備を進め、独自に候補者を擁立する方針を示しました。