■試合日程を発表

10月にスタートするバレーボール国内トップ「SVリーグ」が7月17日、2024-25シーズンの日程を発表した。

SVリーグは、女子が旧V1・V2の14クラブ、男子が旧V1の10クラブで構成。

女子は10月12日、男子は10月11日に開幕し、来春までレギュラーシーズン44試合（ホーム22試合、アウェイ22試合）を戦ったあと、上位チームがチャンピオンシップに進んで優勝を争う。

SVリーグは、外国籍選手枠を拡大し競技力アップを図るとともに、アリーナの充実、アンダーカテゴリーの育成、地元地域への密着などを通じて、2030年には「世界最高峰のリーグ」をめざしている。

SVリーグ発足に伴い、女子のJTが「大阪マーヴェラス（大阪MV）」に、トヨタ車体が「クインシーズ刈谷（刈谷）」に、男子のパナソニックが「大阪ブルテオン（大阪B）」に、JTが「広島サンダース（広島TH）」にチーム名を変更したほか、地域名をチーム名に加えたケースも多くみられる。

ヴィクトリーナ姫路は、男女通じて兵庫県唯一のSVリーグ参入クラブ。

昨シーズンV2で戦い、全勝優勝したが、今シーズンは再び国内トップチームとの対戦が実現する。

V2からSVへ　ヴィクトリーナ姫路

■姫路で16試合、加古川2試合

SVリーグは土日に同一カードの試合を行う。

ヴィクトリーナ姫路のシーズン初戦は、10月12・13日にアウェイでKUROBEと戦う。

ホーム開幕は10月19・20日で、本拠地のヴィクトリーナ・ウインク体育館（姫路市立中央体育館）にSAGA久光を迎える。

ホームゲーム22試合のうち、16試合をヴィクトリーナ・ウインク体育館で、2試合を加古川市立総合体育館で行う。

ヴィクトリーナ姫路のホームゲーム

また2試合をジップアリーナ岡山（岡山市）で、2試合をサンアリーナせんだい（鹿児島県川内市）で行う。

昨シーズンのレギュラー18試合から、今シーズンは一気に2倍以上の44試合に増えるため、戦力の増強が必要になりそうだ。
（浮田信明）