パワハラ疑惑などの告発文書を巡る一連の問題で、兵庫県の元職員で構成する2つの組織が、斎藤知事の辞職も含め県政の早期正常化を求めた要請文を県に提出しました。
斎藤知事に要請を行ったのは、元県職員およそ2600人で構成するひょうご県友会と元県職員で労働組合員だったおよそ450人で構成する兵庫県職員退職者会です。
要請文には、事態を収拾するための措置や県職員が自信と誇りをもって働ける環境づくり。
また、真相究明のためにプライバシーに配慮しつつ全面的に協力することの3項目が記されています。
2009年9月から6年半にわたり兵庫県の副知事を担ってきたひょうご県友会の吉本知之会長は、「辞職を求める声が多くあり、知事に決断を求める意味も含まれている」と語りました。