斎藤知事 重ねて辞職を否定 自民党議連から事実上辞職求める声も

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斎藤知事のパワハラ疑惑などの告発文書をめぐる問題で、自民党県連から事実上の辞職を求める声が出ていることに対し、斎藤知事は「重く受け止めている」とした上で重ねて辞職を否定しました。

斎藤知事は16日の会見で、2021年の知事選で日本維新の会とともに推薦を受けた自民党から、辞職を含めた政治判断を促されていることに関し次のように述べました。

齋藤知事は自身の進退について「県政を前に進めるために一つ一つの仕事をやっていくことが知事としての責任」と繰り返し、重ねて辞職を否定しました。

一連の問題を巡っては知事のパワハラ疑惑などの告発文を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が7月7日に死亡。男性が斎藤知事の発言を記録したとみられる音声データや、百条委員会で読み上げる予定の陳情書を残していたことが関係者への取材で分かりました。

16日の定例会見で音声データについて質問された斎藤知事は。

この問題では、7月10日に県職員労働組合が知事に事実上の辞職を求める異例の申し入れを行ったほか、片山安孝副知事が、県政が混乱する責任を取って7月末での辞職の意向を表明しています。

また、斎藤知事は自身に危害を加えるという内容のメッセージが届いたとして、16日に行う予定だった尼崎市での公務を欠席するとしています。

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