【タイガースWomen】ジャイアンツの“厚い壁”、初勝利お預け

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  • 阪神タイガースWomen (左)3 三浦伊織、(右)21 森 若菜

■女子GT練習試合

●阪神タイガースWomen 2-4 読売ジャイアンツ女子チーム/7月13日
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阪神球団が運営する女子クラブチーム・阪神タイガースWomenが7月13日、東京ドームで読売ジャイアンツ女子チームと対戦した(7イニング制)。

6月29日の甲子園対決では0-7で完敗したタイガースだが、この日は先手を取った。

2回、6番・中江映利加、7番・安藤蓮姫の連続ヒットで一死1塁、3塁とし、8番・田中亜里沙のセカンドゴロの間に中江が還って先制。

さらに1番・キャプテン三浦伊織(侍ジャパン女子)がレフト線を抜くタイムリー2塁打を放ち、2-0とリードした。

タイガースの先発は、甲子園では温存した剛球投手・森若菜(侍ジャパン女子)。

2回に1点を返され、3回、二死満塁でジャイアンツの2番・長田朱也香(おさだ・あやか=侍ジャパン女子)に逆転の2点タイムリーを打たれた。

タイガースは、甲子園に続いて先発したジャイアンツの清水美佑(侍ジャパン女子)に3回以降は抑えられ、最終回、一死1塁で9番・三村歩生の鋭い当たりがサードライナーに。

ランナーが1塁に戻れず、ダブルプレーでゲームセットとなった。

これでタイガースは、昨年7月に甲子園で初対決して以来、ジャイアンツに5戦して、0勝4敗1分となった。

■次は全国大会

7月28日から女子野球ワールドカップ(カナダ)が開幕する。

タイガースから三浦・森、ジャイアンツから清水・長田・中村柚葉・田中美羽が参加し、日本の7連覇をめざす。

8月9日には全日本クラブ選手権(千葉県)が開幕し、タイガースは2年ぶりの優勝をめざす。

また10月11日開幕の全日本選手権(松山市)では連覇をめざす。

2つの全国大会で再び“伝統の一戦”が実現するか。
(浮田信明)

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