数多くの熱血漫画を世に送り出してきた「炎の漫画家」、島本和彦さんの企画展が兵庫県宝塚市で開かれています。
宝塚市の手塚治虫記念館で開かれているのは、熱血野球漫画の「逆境ナイン」や、漫画家としての波乱の生活を描いた自伝的作品「アオイホノオ」などで知られる島本和彦さんの企画展です。
手塚治虫さんの影響で漫画家を目指したという島本さんは、大阪芸術大学在学中に「必殺の転校生」でデビュー。
本名は「手塚秀彦」ですが、「漫画の神様と同じ名前は使えない」とペンネームで活動を始めました。
会場には、島本さんが40年以上にわたり描き続けてきた原画などが並ぶほか、手塚さんの「マグマ大使」をオマージュした作品の展示コーナーも設けられ、島本さんの手塚作品への愛が伝わる内容となっています。
この企画展は10月27日まで開かれています。