視覚障害者らがプレーするブラインドサッカーの国際大会が4日、大阪で開幕し、パリ・パラリンピックで初のメダル獲得を目指す日本代表がマレーシア代表と対戦しました。
ブラインドサッカーとは、視覚障害のある選手らがプレーする5人制のサッカーで、アイマスクを装着し、転がると音の鳴るボールを仲間の声などを頼りにゴールまで運びます。
4カ国の代表が出場する国際大会が4日、JR大阪駅に隣接するグランフロント大阪のうめきた広場で開幕し、8月のパリ・パラリンピックを前に広く競技を知ってもらおうと、無料で観客席が開放されました。
現在世界ランキング3位の日本は、26位のマレーシアと対戦。
前半から日本が押す展開が続きましたが、マレーシアの体を張った守備になかなか得点を奪えません。
このまま引き分けで終わるかと思われた終了間際、キャプテン・川村選手のゴールが決まり、日本が1対0で勝利しました。
大会は、4日間の日程で行われ、決勝戦は7日に行われます。
日本代表のパリ・パラリンピックの初戦は9月1日コロンビア戦で、初のメダル獲得にも期待がかかります。