能登半島地震発生から半年 不安な避難生活続く

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能登半島地震の発生からきのうで半年となりましたが、倒壊した家屋が被災当時のまま残るなど、復旧が進んでいません。

今も多くの人が避難生活を余儀なくされていて、被災地では長期的な支援が求められています。

能登半島地震の発生から半年となったきのう輪島市町野町の仮設住宅では追悼式が営まれました。

神戸の東遊園地にある「希望の灯り」から分灯された火を、キャンドルに灯して1.1の形に並べ、地震発生時刻の午後4時10分に黙とうが捧げられました。

1月1日の能登半島地震で、石川県輪島市では、およそ1万5000棟の住宅が被災し、このうち4000棟あまりが全壊。

今も、380人ほどの住民が体育館や仮設住宅などでの避難生活を余儀なくされています。

82歳のこの女性は自宅で被災し、およそ3か月間、農協の施設で一次避難した後、仮設住宅で1人で生活しています。

仮設住宅での生活に不満はないと話しますが、今後のことについては不安がよぎるといいます。

仮設住宅の入居期間は原則2年間で、住宅の再建が進まない中、入居者の多くが退去後の暮らしに不安を抱えています。

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