「被災地がボランティアを求めている」 能登に向かう学生ボランティア支援

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復旧、復興が進まない能登半島に向かう学生ボランティアの交通費や活動費をサポートしようと、大学教授やNPOの代表らがクラウドファンディングを立ち上げ、支援を呼び掛けています。

支援を呼び掛けているのは、神戸大学名誉教授の室崎益輝さんが代表を務め、大学教授やNPOの代表などおよそ50人で構成する「学生災害ボランティア支援の会」です。

石川県の災害危機管理アドバイザーも務めてきた室崎さんは、半島という地形的な背景以外にも能登半島地震でボランティアが少ない理由を2つあげました。

室崎さんらは、クラウドファンディングを立ち上げて、夏休みなどに能登で活動する学生ボランティアの交通費や活動費などを支援する予定です。

対象は、石川、富山、新潟、福井県の学生ボランティア団体が中心で、必要に応じてそれ以外の地域の応募を募るということです。

最低500万円を集めることを目標としていて1つのプロジェクトに対して最大20万円を支援します。

支援金は、クラウドファンディングのサイト、キャンプファイヤーで8月末まで募集していて、大学のボランティアセンターや学生ボランティア団体の支援金の受け付けを8月1日からスタートする予定です。

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