尼崎市のクボタ「旧神崎工場」を巡るアスベスト被害の救済と根絶をめざす集会

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尼崎市のクボタ「旧神崎工場」を巡る健康被害が明らかになってから19年となる6月29日、被害の救済と根絶を目指す集会が開かれました。

尼崎市内で開かれた集会はアスベスト被害の救済と根絶を目指し、毎年この時期に開かれているものではじめに松本眞市長をはじめ被害者や遺族が亡くなった人へ黙祷をささげました。

尼崎市のクボタ「旧神崎工場」を巡るアスベストによる中皮腫などの健康被害「クボタショック」は2005年の発覚から6月29日で19年を迎えます。

集会はおよそ200人が参加し、被害者や遺族が中皮腫の実態や家族を失った悲しみを訴えた他、患者の居住エリアは広範囲であり、30年以上の長い潜伏期間を経て発症するとして補償の不十分さを訴えていました。

集会を主催した団体によると、現在422人が「クボタ」に対してアスベスト被害の認定と補償を求めていて、2023年よりも15人増加したということです。

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